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2024 CHAIN Summer School
2024年度 CHAINサマースクール:「身体性とリハビリテーション」
CHAINでは「意識・自己・社会性・合理性」といったテーマに対して哲学・神経科学・AI研究の融合した学際的教育プログラムを北大の大学院生に向けて提供しています。その中で夏と冬に開催されるサマースクール・ウインタースクールでは外部講師をお招きし、受講生に最先端の知見に触れ、学際的議論を行う場を提供しています。
2024年度のサマースクールはテーマを「身体性とリハビリテーション」と題して、以下の先生方をお呼びして、講義・議論を行います。(敬称略)
本サマースクールの一部は富士通北大リサーチラボ部門の活動の一環として行われます。
宮本 省三先生は国内で認知神経リハビリテーションを先導してきた方です。「脳のなかの身体」(講談社現代新書)など著書多数。「リハビリテーション身体論」などの著書ではメルロ=ポンティやヴァレラに言及し、臨床と哲学とを繋ぐ議論が行われています。今回の特別講演は2回に分けて開催されます。
河島 則天先生は国リハにおいて障害や症状の発現メカニズム解明を目的とした基礎研究だけでなく、リハビリ機器の開発、ものづくりに関わるとともに、パラリンピック出場選手のサポートにも関わっています。
温 文先生は主体性についての研究で大きな成果をあげてその内容はNature Reviews Psychologyの総説などでまとめられてます。
2023年より立教大学のPIとなり、ムーンショットでは身体的共創Gに参与しておられます。
Seminar1
特別講演1: 身体として存在する私 -身体存在感の喪失、身体意識の変容、身体認知の崩壊
Abstract:
講師紹介
宮本 省三 (高知医療学院学院長)
1981年高知医療学院卒業。理学療法士。現在、高知医療学院学院長。日本認知神経リハビリテーション学会会長。専門は片麻痺と高次脳機能障害のリハビリテーション。著書に『リハビリテーション・ルネサンス(春秋社)』、『リハビリテーション身体論(青土社)』、『脳のなかの身体(講談社新書)』、『認知運動療法』、『片麻痺』、『人間の運動学』、『体幹』、『恋する塵』、『カルロ=ペルフェッティ:対話は続く』(協同医書)など。
Seminar2
特別講演2: “脳のなかの身体”のリハビリテーション -認知神経リハビリテーションの旅
Abstract:
講師紹介
宮本 省三 (高知医療学院学院長)
1981年高知医療学院卒業。理学療法士。現在、高知医療学院学院長。日本認知神経リハビリテーション学会会長。専門は片麻痺と高次脳機能障害のリハビリテーション。著書に『リハビリテーション・ルネサンス(春秋社)』、『リハビリテーション身体論(青土社)』、『脳のなかの身体(講談社新書)』、『認知運動療法』、『片麻痺』、『人間の運動学』、『体幹』、『恋する塵』、『カルロ=ペルフェッティ:対話は続く』(協同医書)など。
Seminar3
講義1: 身体性とリハビリテーション
Abstract:
講師紹介
河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所 運動機能系障害研究部 神経筋機能障害研究室長)
金沢大学大学院教育学研究科修士課程を修了後、2000年より国立リハビリテーションセンターを拠点に研究活動を開始。芝浦工業大学先端工学研究機構助手を経て、2005年に論文博士を取得後、カナダ・トロントリハビリテーション研究所へ留学。2007年に帰国後は国立リハにて研究活動を再開。計測自動制御学会学術奨励賞、バリアフリーシステム開発財団奨励賞など受賞。医療リハビリテーション領域での新規技術開発に注力し、脊髄損傷者用長下肢装具C-FREX、対向3指電動義手Finch、立位姿勢調整装置BASYSをはじめ、さまざまなリ開発研究を進めている。
Seminar4
講義2: 失われた身体の再構築
Abstract:
講師紹介
河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所 運動機能系障害研究部 神経筋機能障害研究室長)
金沢大学大学院教育学研究科修士課程を修了後、2000年より国立リハビリテーションセンターを拠点に研究活動を開始。芝浦工業大学先端工学研究機構助手を経て、2005年に論文博士を取得後、カナダ・トロントリハビリテーション研究所へ留学。2007年に帰国後は国立リハにて研究活動を再開。計測自動制御学会学術奨励賞、バリアフリーシステム開発財団奨励賞など受賞。医療リハビリテーション領域での新規技術開発に注力し、脊髄損傷者用長下肢装具C-FREX、対向3指電動義手Finch、立位姿勢調整装置BASYSをはじめ、さまざまなリ開発研究を進めている。
Seminar5
講義3: 身体意識の基礎
Abstract:
講師紹介
温 文 (立教大学現代心理学部准教授)
2012年東京大学大学院人文社会系研究科心理学専攻博士課程修了,博士(心理学).慶応義塾大学博士研究員,東京大学特任研究員,University College London訪問研究員,東京大学工学系研究科特任准教授を経て,2023年より立教大学現代心理学部准教授.認知神経科学,ヒューマン・マシン・インタラクションの研究に従事.
Seminar6
講義4: 身体意識に着目したリハビリ
Abstract:
講師紹介
温 文 (立教大学現代心理学部准教授)
2012年東京大学大学院人文社会系研究科心理学専攻博士課程修了,博士(心理学).慶応義塾大学博士研究員,東京大学特任研究員,University College London訪問研究員,東京大学工学系研究科特任准教授を経て,2023年より立教大学現代心理学部准教授.認知神経科学,ヒューマン・マシン・インタラクションの研究に従事.