Q&A

履修についてのQ&A

いつまでに、なにを履修すればよいですか?

CHAINのプログラムは、基本的に修士課程2年間と博士課程3年間の5年間で履修することを想定しています。
博士課程の3年間でも履修可能ですが、時間的にはかなりタイトです。以下、標準的な履修過程について説明します。
修士課程のうちに、プログラム・ベースド・ラーニングに当たる講義科目・演習科目を履修し、基礎的な知識や技能を身につけます。
その間も、サマースクール・ウィンタースクールに参加していきます。
博士課程になったら、時機を見てプラクティカル・ラーニング
(国内・国外への研究室留学、学内他分野の研究室インターン、企業インターンなど)を行っていきます。
最後に、ご自分の所属する大学院で博士号を取得すると同時に、本プログラムのディプロマが授与されます。

サマースクール・ウィンタースクールは何回参加する必要がありますか?
在学期間に必要以上のサマースクール・ウィンタースクールに参加しても良いですか?

サマースクール・ウィンタースクールは、1スクール2単位で、合計8単位の履修が必要です。4回参加すれば、履修要件は満たせます。
しかし、サマースクール・ウィンタースクールはいわば本プログラムの「売り」で、
毎回最先端の研究者をゲストに呼び、きわめて刺激的な議論の場になるはずです。
われわれとしては、登録学生のみなさんには毎回参加してほしいと考えています。履修要件を超えて参加することは大いに歓迎です。

プラクティカル・ラーニングのところは、誰か手配してくれるのですか?
それとも受講生が自分で手配する必要がありますか?

最終的には、自分で手配する必要がありますが、準備段階から様々なサポートがあります。
サマースクール・ウィンタースクールは、留学先を探すのにも役立ちますし、
CHAINではネットワーク作りに役立つ様々なイベント(CHAINセミナーなど)を企画・提供しています。
また、センター教員・コアメンバー・兼務教員などが具体的な相談に乗ります。

プラクティカル・ラーニングの単位認定をするためには、どのくらいの期間の活動が必要ですか?一週間のインターンシップでも良いですか?

インターシップを行う先によって必要な期間を考慮します。たとえば会社へのインターンシップの期間は1週間から数週間の場合が多いので、短期間でも単位認定する可能性があります。あらかじめCHAIN担任教員と相談、確認をしていただきますようお願いします。

プラクティカル・ラーニングは、CHAINの専任教員(センター教員)のところで活動するということでもよいのですか?

はい、それでも結構です。自分の所属研究室から外に出て、異なる環境で活動する経験を積むというのがプラクティカル・ラーニングの趣旨ですので、センター教員のもとで研究するということでもその目的にかなっています。

いまのところ、修士課程を終えたら就職するつもりでいます。博士課程修了まで5年間履修できなければ、登録してはいけないのでしょうか。

修士1年から5年間(または博士1年から3年間)履修するのが基本ですが、事情があって途中で履修をやめるということはありうることです。博士課程進学が未定でも、プログラムに興味があるなら、まずは応募してみることをお勧めします。修士課程での研究が面白く、気が変わって博士課程に進学したくなるかもしれません。CHAINでは、博士号取得後も、研究の道だけでなく、企業に就職する道も開けるようサポートを行っていきます(北大にもすでに博士課程学生向けの様々な就職支援プログラムがあります)。
 ちなみに、修士課程修了でCHAINプログラムの履修をやめた場合、ディプロマは取得できませんが、履修した科目については履修証明書を発行します。

最後までやり通せるか不安なのですが……。

やってみたら意外にできるかもしれません。興味があるなら、とりあえず応募してみてください。

サマースクール2020はオンラインの予定ですか?

はい、オンラインで開催します。講師のお二人にもその方向で準備をお願いしています。

20名の定員を超える募集があった場合選抜を行うとのことでしたが、どのような選抜方式を行う予定でしょうか?

履修申し込みページをご確認いただきたいのですが、そちらに志望動機等を記入して頂く欄がありますので、こちらの内容をもとにして選考します。

博士課程の学生も合わせて20名でしょうか、博士課程の若干名は別枠でしょうか?

修士1年の人数が20名、それ以外が別枠で若干名、となります。

Diplomaの正式名称がもし決まっていれば知りたいです.博士の修了証明書?などにもCHAINでdiplomaを取得した旨が記載されるのことになるのでしょうか?

Diplomaの正式名称はまだ決定しておりません。Diplomaは所属する大学院の博士修了証明書とは別に人間知・脳・AI 研究教育センターから授与されます。

人間知序論の開講時間が研究室のゼミと被っていて参加できません。来年度以降の開講時間は変更されるでしょうか。

履修メンバーが確定しましたら皆さんの都合を確認しておきたいと思います。また、人間知序論の講義自体は録画してオフラインでも視聴できるようにすることを計画しています。

インターンシップのさいに旅費などの助成はありますか?あるいは自分で奨学金などをゲットする必要がありますか?

今後のCHAINの財政状況にもよりますが、往復の交通費については、おそらく何らかの助成を行う予定です。滞在費については、基本的にはご自身での準備をお願いすることになるのでお約束はできないのですが、前向きに検討します。海外留学の場合は、ご自身で奨学金をとることをお勧めします。企業へのインターンシップに関しては、企業側から滞在費ないし宿泊施設などが提供されることが多いようです。

必修以外のプログラム・ベースド・ラーニング科目は、自分の所属学部の教務窓口で履修登録をするということであっていますか?(特に今年度は学部によって履修手続きの時期が異なる場合があると思うので、確認させてください)

はい、そのとおりです。ちなみに今年度は新型コロナウイルス対策のため履修の日程が例年よりもフレキシブルになっているようですので、手続きの時期についてはよく確認しておいてください。

私は現時点で人文科学・脳科学・人工知能いずれの専門性も有していませんが,履修にあたり最低限必要な知識や習得が必要なスキルはありますか.

履修のための手続きには履修要件として「人文社会科学・神経科学(脳科学)・情報科学のいずれかを学部で学修していることが望ましい」と書いておきましたが、必須の要件ではありません。ただし、これらの学問分野に関心をもっていることは条件ですので、ご自分で積極的に独学してみてください。まずは人間知序論Iの講義を受けていただいて、何が自分に必要かを見つけていただけたらと思います。また、履修の準備の資料として、CHAIN教員からの各分野のおすすめ文献リストを用意することを検討しています。

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質問には、HP上でまとめて返答することがありますので、定期的にチェックしてください。

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inquiry[at]chain.hokudai.ac.jp