About Us

センターについて

Hokkaido University
Center for Human Nature,
Artificial Intelligence,
and Neuroscience

Purpose

センターの目的

人間知・脳・AI研究教育センターは、新しい「人間知」の創成という理念のもと、数千年来の知の伝統を受け継ぐ人文社会科学と、急速に発展しつつある脳科学(神経科学)および人工知能(AI)の知が深く交差する文理融合型の学際的研究と、それにもとづく大学院レベルでの教育を行うことを目的とするセンターです。
脳科学(神経科学)とAI研究の急速な進展により、旧来人文社会科学が扱ってきた「人間」への問いが新たな仕方で学際的に問われ始めています。脳科学とAI研究の進展を鏡として、「人間とは何か」が今より問われている時代はないとも考えられる一方で、「人間」について考え続けてきた人文社会科学の知見が、脳科学やAIの研究に新たな発想をもたらす可能性もあります。

人文社会科学・脳科学・AI研究が交差する地点に、刺激的な知の可能性が開かれていることは間違いありません。本センターは、この挑戦に応え、文理の境界を超えた先端的研究・教育のプラットフォームを作ることを目指します。
教員は、人文社会科学・脳科学・AI研究がちょうど交差する4つのテーマ(意識・自己・社会性・合理性)に関わる教育・研究ユニットに緩やかに編成されます。研究面では、学内ですでに行われている文理融合・学際的研究を「人間知」という切り口から統合するとともに、国内外の研究グループとの共同研究を集約・加速し、「人間」をめぐる文理融合的研究の国際的拠点形成を目指していきます。

History

沿革

Date

2019.7.1
センター発足
2019.7.23
開所式@北大札幌キャンパス
2019.11.9-10
設立記念シンポジウム@北大札幌キャンパス
2020.4
教育プログラム開始
2024.4
部局内在化により、北大の恒常的な部局となる。特任教員のテニュア化を実現