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CHAIN ACADEMIC SEMINAR #33 Kazeto Shimonishi
第33回 CHAINセミナー 下西風澄「エナクティブな意識の歴史性」
第33回CHAINセミナーは、2022年12月に話題の著作『生成と消滅の精神史:終わらない心を生きる』を刊行した独立研究者の下西風澄氏に講演を行っていただきます。
主催:北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)
共催: 科研費基盤研究(C)「エナクティヴィズムの認識論と存在論の展開:情緒性・自律性・意識」(JP23K00001)
Seminar1
エナクティブな意識の歴史性
Abstract:
講師紹介
1986年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学後、哲学を中心に講演・執筆活動を行う。生きていることの意味は、生命や意識にいかに生じるのか。哲学という伝統的な思索によって、しかしまた近年の認知科学の成果や、歴史・文学などを含めた横断的な視点から考えている。「フッサールの表象概念の多様性と機能」(『現象学年報第33号』)、「色彩のゲーテ」(『ちくま』筑摩書房)、「詩編:風さえ私をよけるのに」(YYY PRESS)、『10才のころ、ぼくは考えた。』(福音館書店)、『生成と消滅の精神史:終わらない心を生きる』など、学術論文から文芸書や絵本まで幅広いジャンルで出版している。