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CHAIN ACADEMIC SEMINAR #32
CHAIN Seminar #32 認知心理学で捉える“知覚できない存在”
第32回目のCHAINセミナーは、 北海道大学 産学・地域協働推進機構 特任助教の池田鮎美先生です。この4月より着任し「富士通スモールリサーチラボ」の主力メンバーとして、人間知・脳・AI研究教育センターを拠点に活動されています。
池田先生は認知心理学を専門とし、妖怪、お化け、怪異といった超自然的現象の認知・知覚の研究をされています。他にも人間の持つ嫌悪感、特に道徳的嫌悪の研究もされています。池田先生は、これら本来「存在しないモノ」に対する感情、身体反応、周辺環境などによる認知・知覚の変化を中心とした幅広い研究を展開されています。また、心理学における再現性問題についても取り組んでおり、科学的研究実践の改善にも精力的に活動していられます。
本セミナーでは、池田先生の北海道大学に着任に際し、これまでなされてきた研究について講演いただく予定です。認知心理学の中でも比較的珍しい研究テーマですので、これを機会に是非多くの方にお越しいただければと思います。
主催:北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)
Seminar1
認知心理学で捉える“知覚できない存在”
Abstract:
講師紹介
2020年 九州大学大学院人間環境学府修了 (修士:心理学)。日本学術振興会特別研究員 (DC1) を経て、現在は北海道大学 産学・地域協働推進機構特任助教。主要な論文に "Questionable research practices following pre-registration"。