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2020 CHAIN Summer School
2020年度 CHAINサマースクール:「身体性認知」
CHAINでは「意識・自己・社会性・合理性」といったテーマに対して哲学・神経科学・AI研究の融合した学際的教育プログラムを北大の大学院生に向けて提供しています。その中で夏と冬に開催されるサマースクール・ウインタースクールでは外部講師をお招きし、受講生に最先端の知見に触れ、学際的議論を行う場を提供しています。
2020年度のサマースクールはテーマを「身体性認知」として、以下の先生方をお呼びして、講義・議論を行います。
Seminar1
身体性の観点から人間についてとらえ直した「身体性人間科学」の構想
Abstract:
講師紹介
東海大学 現代教養センター 教授
2003年、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。メルロ゠ポンティの現象学に示唆を受け、身体性認知科学を刷新する研究に取り組んでいる。著書『生きられた〈私〉をもとめて――身体・意識・他者』(北大路書房,2017年)で湯浅泰雄賞を受賞。
Seminar2
ベイズ統計理論に基づくヒトの高次認知機能の計算論的および心理学的研究
Abstract:
講師紹介
大阪大学 数理・データ科学教育研究センター 特任准教授
1998年,京都大学大学院文学研究科博士後期過程修了.博士(文学).研究の出発点は視覚心理学(立体視)ですが,これを含めヒトの様々な高次認知機能をベイズ推定の枠組みで計算理論の水準で理解することを目指して研究を行っています.