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2021 CHAIN Summer School
2021年度 CHAINサマースクール:「自己と身体性」
CHAINでは「意識・自己・社会性・合理性」といったテーマに
2021年度のサマースクールはテーマを「自己と身体性」として、以下の先生方をお呼びして、講義・議論を行います。
Seminar1
社会的自己の発達と発達障害:予測符号化理論に基づく計算論的研究
Abstract:
講師紹介
東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任教授
東京大学 Beyond AI 研究推進機構 特任教授
2004年大阪大学より博士(工学)取得.ビーレフェルト大学ポスドク研究員,大阪大学特任准教授,情報通信研究機構主任研究員などを経て,2019年より東京大学特任教授.構成的アプローチから認知機能の発達原理を探る,認知発達ロボティクス研究に従事.予測符号化理論に基づく神経回路モデルや,発達障害者支援システムを開発.2016年よりCREST「認知ミラーリング」の研究代表者.
Seminar2
身体制御と自由意思
Abstract:
講師紹介
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)・認知神経科学研究室・主任研究員
2010年に東京大学総合文化研究科博士課程修了(博士(学術))。実験心理学の視点で,精神病理,多感覚統合,身体運動制御,自己感の問題を扱ってきました。現職では日々,EEGやfMRI計測を通じてヒトの脳活動を追っています。最近では,これらを包括できるような大統一理論に関心があり,心理学や脳科学の垣根を超えた破壊的な研究*をしていきたいと思っています。
*https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v16/n5/小さなチームの科学は破壊的で美しい/98426