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INTERNATIONAL SYMPOSIUM
終了しました
【開催報告】北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター設立記念シンポジウム 〈意識の科学〉の冒険
情報交換会
18:00より情報交換会をファカルティハウス エンレイソウ レストラン「エルム」( 札幌 市北区北11条西8丁目 ) で行います(参加費5,000円)。情報交換会への参加を希望される方は、お名前・所属をご記入の上、7月15日までにchain@let.hokudai.ac.jp宛にメールにてお申し込みください。
概要
北海道大学は,2019年7月1日に「人間知・脳・AI研究教育センター(Center for Human Nature, Artificial Intelligence, and Neuroscience (CHAIN))」(学内共同施設)を設置しました。この度,本センター設置を記念して国際シンポジウムを開催します。
哲学・神経科学・人工知能(AI)・ロボット研究・認知心理学などの分野から,国内外で活躍している第一線の研究者を招き,「意識」という身近でありながら謎めいた現象をめぐって学際的な議論を行います。
趣旨
「意識とは何か?」人間の本質にも関わるこの問いは,長らく哲学の分野で議論されてきました。1990年代以降,脳イメージング技術の発展など技術的進歩にも支えられ,意識の科学的研究が様々な分野を巻き込んで大々的に進められつつあります。近年では,人工知能(AI)やロボットを通して意識を研究する方向性も活発化しています。意識研究は、多様な分野の先端的研究が交わる刺激的な知のフロンティアを形成しています。本シンポジウムでは,そのような交差領域で活躍している国内外のエキスパート8名をお呼びし,諸分野の知が重なり合い融け合う地点で,新たな知の可能性を探究します。
Event Report
開催報告
プログラム
11月9日(土)
司会 石原 悠子(立命館大学グローバル教養学部助教)
9:45 ~10:00 開会の言葉 田口 茂(北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター長)
10:00~11:00 ゲオルク・ノルトフ(オタワ大学教授)
Consciousness between neuroscience and philosophy: A temporospatial approach
11:10~12:10 土谷 尚嗣(モナシュ大学准教授)
A search of an isomorphism between conscious experience a
nd the structure of information:an interdisciplinary program
13:40~14:40 鈴木 啓介(サセックス大学研究員)
Exploring Altered Conscious Experiences using Virtual Reality
14:50~15:50 金井 良太(株式会社アラヤ代表取締役CEO)
The logic of consciousness startup
16:20~17:20 パネルディスカッション 1
司会 Ying-Tung Lin (台湾陽明大学助教)
島崎 秀昭(京都大学特定准教授)
11⽉10⽇(⽇)
司会 午前 安達 真由美(北海道⼤学⼤学院教授) 午後 ⽯原 悠⼦(⽴命館⼤学グローバル教養学部助教)
10:00〜11:00 下條 信輔(カリフォルニア⼯科⼤学教授)
Active vs. passive in consciousness and consciousness science
11:10〜12:10 ショーン・ギャラガー(メンフィス⼤学教授)
Why a zero-point in first-person consciousness doesnʼt add up
13:40〜14:40 ⾕ 淳(沖縄科学技術⼤学院⼤学教授)
Actions, Symbols and Selves as Self-Organizing Dynamic Phenomena: a View from Neurorobotics study
14:50〜15:50 三宅 陽⼀郎(DiGRA JAPAN理事)
Consciousness of Character in a Digital Game
16:20〜17:20 パネルディスカッション 2
司会 Ying-Tung Lin(台湾陽明⼤学助教), 吉⽥ 正俊(⾃然科学研究機構⽣理学研究所助教)