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Hokkaido University
Center for Human Nature,
Artificial Intelligence,
and Neuroscience

2021.10.24 Release

吉田准教授・田口センター長がシンギュラリティサロンに登壇

吉田正俊准教授と田口茂センター長が、「SpringX 超学校 シンギュラリティサロン」にて講演と座談会を行います。

SpringX 超学校 シンギュラリティサロン@SpringX

「意識の考え方」を考える──北大CHAINの挑戦

2021年10月30日(土)13:30-15:30

YouTube Liveによるオンライン開催

参加費無料、登録不要

https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202110/detail20211030.php

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

「意識」というテーマは長く哲学のなかで論じられてきましたが、1990年代頃からは科学的なアプローチが盛んになり、21世紀に至って百家争鳴の状況が続いています。そのなかで、「意識」の問題そのものの難しさが浮き彫りになり、アプローチの方法自体をあらためて問い直さなければならないという現状があります。

本講義では、「意識」という問題をまず解きほぐした上で、現状見られる様々なアプローチから、どのような展望が描けるのかについて議論します。講演者2名が所属する北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)では、多様な学問と多様なアプローチが組み合わさり、互いに切磋琢磨しながら、刺激的な議論が行われており、その成果の一部も紹介します。