吉田正俊 特任准教授の共著論文が国際誌 Communications Biology に掲載されました

吉田正俊 特任准教授の学術論文が国際誌 Communications Biology に掲載されました。以前在籍していた生理学研究所の伊佐正教授(現 京都大学)との共著論文です。

盲視のサルでは「見えてないのに応答できる」視覚能力がありますが、これに頭頂連合野が関わっていることをポジトロン断層法(PET)イメージングと薬理学的な局所抑制手法を用いて明らかにしたものです。

Rikako Kato, Takuya Hayashi, Kayo Onoe, Masatoshi Yoshida, Hideo Tsukada, Hirotaka Onoe, Tadashi Isa, Takuro Ikeda (2021) The posterior parietal cortex contributes to visuomotor processing for saccades in blindsight macaques. Commun Biol 4, 278. https://doi.org/10.1038/s42003-021-01804-z

図は脳損傷後に活動に変化があった領域を示しています。上記論文のFig.4bより。(Attribution 4.0 International (CC BY 4.0))