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CHAIN ACADEMIC SEMINAR #48
第48回CHAIN Seminar 藤井直敬「現実と介入」
今回のCHAINセミナーは藤井直敬先生にご登壇頂きます。
藤井先生は、神経科学者として理化学研究所で研究チームを率いて社会的脳機能の研究に従事し、『つながる脳』などのご著書で一般にも広く知られるようになりました。その後株式会社ハコスコを創業し、VRを中心とした事業でも注目を集める存在となりました。近年は「現実科学レクチャーシリーズ」などを主催され、「現実とは何か?」という根源的な問いに人間とテクノロジーの融合した領域で取り組んでいらっしゃいます(ご著書『現実とは?』早川書房などを参照)。今回のCHAINセミナーでも、「テクノロジーによる現実への介入」をめぐって、人類社会の未来までを見据えた射程の広い議論を展開して頂く予定です。ぜひセミナーにご参加ください。
Seminar1
Lecturer
現実と介入
Abstract:
講師紹介
デジタルハリウッド大学大学院 卓越教授/学長補佐
株式会社ハコスコ 代表取締役社長
東京大学先端研稲見研究室 客員研究員
東北大学医学部卒、眼科医、東北大学医学部大学院にて博士課程終了、医学博士。98年よりMIT Ann Graybiel labでポスドク。2004年に帰国し、理化学研究所脳科学総合研究センターで副チームリーダーを経て、2008年より適応知性研究チームのチームリーダー。社会的脳機能の研究を行う。2014年に株式会社ハコスコを創業、現在取締役CTO。2018年よりデジタルハリウッド大学大学院教授。
【著書】
『予想脳』(岩波出版)
『つながる脳』(NTT出版 毎日出版文化賞受賞)
『ソーシャルブレインズ入門』(講談社)
『拡張する脳』(新潮社)
『現実とは? 脳と意識とテクノロジーの未来』(早川書房)